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HRが始まり静かに先生の話が始まる。妙な緊張感ある中。森木君は話の間中ずーっと小説読んでる。 真剣に話を聞いてる彩夏にこそっとメモを渡した。 『←さいちゃんの横のあれ官能小説だったらおもろくね。』 前からブブッ!!って噴き出す声が聞こえた後メモが戻ってきた。 『やめてよ!!でもマジならどうするよ!!超~~濃厚なヤツね(笑)』 そんなメモが見えてたのか隣の開城君が森木に耳打ちした。 「森木官能小説なんて言われよるよ!…マジ(笑)?」なんてからかってた。 森木は呆れたように振り返って表紙を見せてきた。結局官能小説ではなかったんだけど。 『くっそ。』 って言ったら森木君にはすごく笑われた。 この変な四人で新学期がスタートした。
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