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家に帰って見たのはカッコイイ男の人でした。
「誰??」
いや誰よ本当に。
こんな奴あたしは知らない。
「おー美月。」
そぅ思っていると奥からひょこっとお父さんが出てきた。
「ちょとお父さん!!この人だれ?なんで家の店のエプロンつけてんの!!」
「こらこら、そんなに大きな声を出すな」
だってだってこんな人知らないもん。
びっくりするしなんかのか知りたくもなるよ。
「この人は高田和音くん。この裏のマンションに住み始めたらしいんだがお金がないらしい。」
「まさかそれで…」
「ここで雇いました」
「ちょっと!!お給料払えるの!?」
「まぁ、なんとかなるさ!」
全くこのおやじは…こんなんだからお母さんに逃げられるのよ。
「と、とにかく雇うことに決めたから!!んじゃ、お父さんは買い出しに行ってきま~す…」
あたしがギロっと睨むとお父さんは逃げるように買い出しに行った。
。
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