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「ふぅ~重かった。
悠馬、これで全部?」
悠馬の父・繁が送ってきたダンボール10箱を劉泉寺に運び終えた悠馬、絢、琴乃の3人は、本堂に腰を下ろした。
「そうだな・・・これで10箱全部だ。
じゃあ開けてみるか」
「どれも、けっこうな重さでしたからね。
絢様の世界は、このような荷物ばかりなのですか?」
「そういうわけじゃないけど。
でも、重さ的に銃器類かな~?」
「見てみろ、父さん、けっこう良い物、送ってくれたぞ」
悠馬の言葉に、絢と琴乃はダンボールを覗き込んだ。
「・・・防弾チョッキ、ベレッタ、マガジン、サバイバルナイフ、ボーガン、とその矢」
「こちらは・・・金!?
それに銀も。
この袋は銅銭ですね?」
「軍資金ってことかな。
それよりも、防弾チョッキはステージ3の、アメリカ軍の特殊部隊と同性能の代物だぞ」
てか、軍資金ってどっから??
父さん、まさか・・・ハハハ
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