君へ

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    君はきっと最低な人間だよ。     とても最低な人。         でも、そんな《最低な君》をアタシは大好きになりました。     最初からなにかあるとは気付いてました。     でも、気付かないふりしました。       君を好きになったから。               君はアタシの全てだった。   よくこんなの聞くよね  《あの人がいないと生きて行けない》   馬鹿馬鹿しいと思ってた。     くだらないって…。           けど 今のアタシは   君がいないと生きて行けないんです。             君がいなきゃダメなんです。             いっぱい嘘つかれた   浮気…二股…暴力。   沢山された。           痛かったよ   苦しかったよ         死ぬわけでもないのにリストカットした。       君に心配してもらいたくて。   けど、意味なかった。       元々そんなのやったって意味なかったんだよね。             どんなに 君に酷い事をされても嫌いになれなかった。    多分…君にとってはウザい存在…だと思う。       ちゃんとわかってる…      だけど、諦められないんだ。           どんなに頑張ってもすぐに君のことを考えてしまう。                     今はまだ 《別れよう》 ってちゃんと言われたわけじゃない。       けど、事実そんなよーなものぢゃん。         彼女つくってるんでしょ…?何人も…   毎日メールして 毎日電話して   楽しくやってるんでしょ??                 馬鹿…                
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