英東洋艦隊

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12月8日夕刻 セレター軍港。 軍港は喧騒に包まれていた。すでに日本軍が上陸したとの情報が入り、港内に停泊している艦艇は出港、戦闘の準備に追われている。 その中でも3隻の艦の存在は特に目立った。 1隻は長い船体に、三脚型の艦橋を据えた、巡洋戦艦(レパルス)。1916年竣工の旧式艦で、装甲も巡洋艦並だが、その分、乗組員達は艦の癖をよく掴んでいる。主兵装は38センチ砲6門 もう1隻は遠目でもわかる 空母(インドミダブル)。こちらは、10月に竣工したばかりの新鋭艦である。 搭載機は45機。
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