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平和教会のチラシを見ていた織煉が不意に、
「……今この近辺で流行ってる藁人形とかの呪いと関連ありそうやな!」
「あぁ……オレらも藁人形の呪いとかは知っとるけど、形式に乗っ取ったやりかたは知らんしなぁ……他の呪いの仕方なんて知る由あらへん!!」
銀も翔の顔を見ながら織煉に同意する。
「詳しく教える訳にはいかないが、まぁ一般的に知られているのは藁人形だな、他には蠱毒とか、蝋人形などを使う場合もあるな!」
翔の説明を真剣に聞く三人、
「しかし……人形とかでほんまに上手くいくんか?」
「要は、その人の思いの深さだよ!人形とかは人の思いが乗りやすいし……ただ失敗すれば自分に返ってくる。よく言うだろ『人を呪わば穴二つ』ってね!!」
翔の言葉に頷く、
そして人を呪う愚かさを噛み締める。
「翔……もし呪の流行とこの団体(平和教会)が関連あるとしたらお前……ヤバくないんか?」
銀が真顔で聞いてくる
「せや、せや、呪咀返ししとって営業妨害しとるようなもんやし……大丈夫かぁ~」
織煉も心配そうに聞く。
「まぁ……関連あるならその内コンタクト取って来るんじゃないか?その時はその時さ!」
翔は肩を竦めて自室に入っていく。
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