4人が本棚に入れています
本棚に追加
片付けをしようとした時におっ父は、私に
「未来。手伝っちゃあよ。まあ待てよ。」
疲れているのにも、かかわらず、私に声をかけるおっ父。
「いいよ!少ないからさ。おばあちゃんも居るし!」
「そうよ。疲れているからゆっくりしな」
とおばあちゃんの言葉を聞かず私の手伝いをしてくれた。
片付けを済ませたら、やっぱり今日の事を話す。
「サキとクラス違ったあ!最悪やん!シケるわ」
「未来仕方ないやろ。皆とバラバラになるのは当たり前やん。仲良しの子いるやろ?」
私はビミョーだったが、普通に
「当たり前だあ~。仲良しだよー!優しい子沢山いるもん!」
「安心したよ。」
多分大丈夫だろー。うん…大丈夫だよ。前の事は忘れて…今を楽しく過さないと♪
友達関係が苦手な私。いつも遊ぶのは…一つ下の幼馴染みの江梨香だった。それか、お兄ちゃんの友達の男の子だった。同じ年齢の子は、何故か怖かった。
怖い理由は、一つしかない。“いじめ”だ。いじめは、軽いいじめだ。物隠しや悪口…悪口は日課だった。
私には…原因などなかった。
阿呆らしい…今を生きる事を頑張らないといけない。
そう思ってたのは………今だけだったのかもしれない。
沢山考えていたら、時が過ぎてけっこうな時間がたっていた。
私はすぐにお風呂に入りお風呂を済ませて、
「もう寝るわ~~。めちゃめちゃ眠いし~おっ父も早くねなあよ」
「おぅ。お前も明日学校なんやから早く寝よし」
「へいへい♪おじいちゃん。おばあちゃんおやすみ♪」
「おやすみ♪」
とニッコリ微笑んでくれた。
私は、部屋に行き窓を開けて真っ暗な闇の空を眺めた。
「はあ(いじめなんか…ないよな。大丈夫大丈夫)さあ!寝よ♪」
私は、窓を閉めて布団に入り深い眠りについた。
深い…深い眠りにと。
最初のコメントを投稿しよう!