第1章ー入学式ー

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片付けをしようとした時におっ父は、私に 「未来。手伝っちゃあよ。まあ待てよ。」 疲れているのにも、かかわらず、私に声をかけるおっ父。 「いいよ!少ないからさ。おばあちゃんも居るし!」 「そうよ。疲れているからゆっくりしな」 とおばあちゃんの言葉を聞かず私の手伝いをしてくれた。 片付けを済ませたら、やっぱり今日の事を話す。 「サキとクラス違ったあ!最悪やん!シケるわ」 「未来仕方ないやろ。皆とバラバラになるのは当たり前やん。仲良しの子いるやろ?」 私はビミョーだったが、普通に 「当たり前だあ~。仲良しだよー!優しい子沢山いるもん!」 「安心したよ。」 多分大丈夫だろー。うん…大丈夫だよ。前の事は忘れて…今を楽しく過さないと♪ 友達関係が苦手な私。いつも遊ぶのは…一つ下の幼馴染みの江梨香だった。それか、お兄ちゃんの友達の男の子だった。同じ年齢の子は、何故か怖かった。 怖い理由は、一つしかない。“いじめ”だ。いじめは、軽いいじめだ。物隠しや悪口…悪口は日課だった。 私には…原因などなかった。 阿呆らしい…今を生きる事を頑張らないといけない。 そう思ってたのは………今だけだったのかもしれない。 沢山考えていたら、時が過ぎてけっこうな時間がたっていた。 私はすぐにお風呂に入りお風呂を済ませて、 「もう寝るわ~~。めちゃめちゃ眠いし~おっ父も早くねなあよ」 「おぅ。お前も明日学校なんやから早く寝よし」 「へいへい♪おじいちゃん。おばあちゃんおやすみ♪」 「おやすみ♪」 とニッコリ微笑んでくれた。 私は、部屋に行き窓を開けて真っ暗な闇の空を眺めた。 「はあ(いじめなんか…ないよな。大丈夫大丈夫)さあ!寝よ♪」 私は、窓を閉めて布団に入り深い眠りについた。 深い…深い眠りにと。
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