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白い箱は
煙突が突き出た建物の中に持っていかれた
黒服の人達も入っていく
そう言えばうちの親も気付けば黒い服に着替えていた
その建物の中で、
何かの台に乗せられた
白い箱の中に入っているばぁちゃん
堅そうなドアがしまりみんなはその部屋から出ていく
1時間待ったのかな?
そんなに待たなかった気がするけども
突然
周りの人達がまたあの部屋に向かっていった
俺達もついて行く
あの堅そうなドアが開き、
熱い風と一緒に台がでてきたけど
そこには入っていたはずの白い箱がなかった
もちろんばぁちゃんも
所々に欠けた
白いような灰色っぽいような物体しか出てこなかった
ばぁちゃんの骨だった・・・・
割り箸で骨を拾い
箱に入れる
みんなはそれを一つずつ拾っていき、
箱に入れると部屋を出て行った
俺たちも拾った
軽かった
ばあちゃんとの別れの記憶はここで途切れている
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