エピソード1 ヒロキ

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2人でチャリ🚲💨をかっ飛ばす事、約10分。 無事カナエの家に到着。部屋は2階。 「おじゃましま~す」 電話で『誰もいないから勝手に入ってきて!』と指示を受けていた私たちはそっと階段を上った。 「あっ、きた~!コッチコッチ!」 うわッ・・・カナエちゃん、もうできあがってんじゃん。 手招きするぽっちゃりめの彼女の顔は、すでに赤くなっていた。 そこにいたメンバーは女4、男2の計6名。 つか、人数多っ❗これ以上増やす意味あんのか・・・。 疑問に思いつつもそれぞれ自己紹介が始まる。 女子はカナエ以外に、アキ・チエ・ユキ。 みんな私とは顔見知り程度。 男子はユウトにヒロキ。 こちらは2人とも初対面。 そう、最後に名前を名乗ったこのヒロキこそがとんでもない男だと、後程知ることになる。
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