エピソード1 ヒロキ

7/16
前へ
/190ページ
次へ
ヒロキ「ちゅーか、別れよ。やっぱ、お前無理だわ」 一瞬で場の空気が凍る。 ユキもまさかまさかの別れ話に思考が停止しているようだ。 そんな空気の中、最初に発言したのは、先程ユキにあっけなく撃退されたカナエだった。 カナエ「ヒロキ君、どーいうことなん?さっきまでユキとラブラブやったやんか」 ヒロキ「はぁ?コイツがベタベタしてきてただけやん。チエのがかわいいしチエと付き合うわ、俺」 カナエ「それはひどいやろ!ユキかわいそうやん」 ヒロキ「えぇやん!もう。な?ユキ?別れてくれるやんな」 ひどっ(; ̄Д ̄) ユキ「・・・・・・でやる」 3人くらいで「えっ!?」 ユキ「死んでやるぅぅぅぁぁぁぁ!!!!」 ユキはそう叫ぶと泣きながら外に走り去って行ってしまった。 カナエ「ユキ・・・!」 カナエが走って追い掛ける。 修羅場が始まるまで、もうそろそろ帰ろうかなぁ(●´▽`●)なんて思っていた私は、フリーズして動けなくなってしまった。 チラッとナミを見てみると・・・に・ニヤニヤしている・・・‼ もう、外は真っ暗・・・これでも私は乙女🍸 一人では帰りたくない。 このニヤケ顔から、結果を見届けるまで帰れないと私は覚悟した。゚(゚´Д`゚)゚。
/190ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加