この際一緒に

もっと一緒に

-うさぎの部屋-

うさぎ
｢ふぇえんっ。ママのバかぁ。ママなんてきらいっ。｣

うさぎが一人で泣くなか､ドアのノックをした後にシンゴが入ってくる。

うさぎ
｢なによっ。泣き虫うさぎって､あたしをﾊﾞｶにしに来たんでしょ？｣

シンゴ
｢……ぅん。なぁバカうさぎ…。｣

うさぎ
｢……………？｣

シンゴ
｢オレは賛成する。一緒に住みたいならそうすれば良いんじゃないのか？｣

うさぎ
｢シンゴ……あんた…。｣

シンゴ
｢うるさいバカうさぎが消えるんだもん。オレはお前を追い出してやるっ///｣

うさぎ
｢((笑))まったく。あんたって子は。｣

シンゴ
｢さっさと用意しろよ。それでさっさと行っちまえっ。｣

うさぎ
｢ありがとう。シンゴ。やっぱりあんたは､このうさぎ様の弟だねっ。｣

うさぎは必要な､寝間着､洗面用具などをバックに詰め込む。
通学鞄に教科書を詰め込み､下へと降りていく。

-リビング-

星野
｢お💦おだんご💦💦？｣

うさぎは星野を見つけると手を引きながら家を出始める。

星野
｢おい💦おだんご💦｣

うさぎ
｢早く行こう？｣

ママ
｢うさぎ！！｣

うさぎ
｢ママなんてきらいっっ。｣

うさぎと星野は家を飛び出した。