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-その日の夜-
深夜11時うさぎの携帯が鳴る。今日待ち望んでいた星野からだった。
星野
「もしもし?おだんご?ごめんな遅くなって。」
うさぎ
「大丈夫だよ。星野お仕事だったんだもん。」
星野
「もう寝たかと思った…。」
うさぎ
「寝ないよぉ。星野と約束したんだもん♪」
星野
「そうだったな。」
うさぎ
「ねぇ。星野早くしよ?」
星野
「うん。わかった。」
うさぎ
「早く星野の顔みたい……。」
星野
「///////じゃあ切り替えるな?」
星野はテレビ電話に切り替える。
うさぎ
「星野だぁ~。ホントに星野だぁ。」
星野
「そんなに驚くなよ。おだんご。」
うさぎ
「だって会いたかったんだもん。」
星野
「オレも会いたかった…。おだんごちゃんとアレしてる?」
うさぎ
「ちゃんとしてるょ?ほら。」
テレビ電話を通して、指輪とネックレスを見せる。
うさぎ
「ねっ?星野は?」
星野も同じ事をする
うさぎ
「星野はお仕事してる時もつけてるの?」
星野
「もちろん。風呂入る時以外は、ちゃんとしてるよ♪」
うさぎ
「じゃあ、今度の雑誌にも載るの?」
星野
「あぁ。載ると思う♪」
うさぎ
「ファンの子は何だろうって思うだろうねっ。」
星野
「何て思ったっていいさ。おだんごと付き合ってるのは事実だからなっ。」
うさぎ
「そうだね……。」
星野
「どうした?おだんご。」
画面に映るうさぎの顔は今にも泣き出しそうだった。
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