堕天使系-ファンタジー-
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ハッと我に返る。 違う、そうじゃない。 なぜ、後ろにこの人がいることに気付かなかった? この部屋には私しかいなかった。 ドアの鍵も閉まっている。 まして、今は深夜の2時。 皆が寝静まっているころ。 何故―――?? 混乱する頭の中で一つだけわかったことがあった。 それは――― 彼が普通の人間ではないこと――。
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