23人が本棚に入れています
本棚に追加
/50ページ
その時、授業の始まりを報せる聞き慣れたベルの音が聞こえた。
「やっべ!早く授業戻るぞ!」
「えーまだここにいようぜー。」
「馬鹿言うな!ただでさえ屋上にいちゃいけねぇってのに授業までサボれるか!」
そう怒鳴りつけると奴は渋々と返事をし、慌てて俺たちは階段を駆け降りた―――。
タイトル
―俺らの休み時間―
「…俺らって変な会話しかしてねぇなー。」
「そりゃお前だけだっ!」
最初のコメントを投稿しよう!