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「二宮楓君!昨日はありがとございました、僕は如月翔太といいます、きみの弟子にしてください!!」
翌日下駄箱で木戸が助けた男にそう言われた。
「…………。」
カタン
僕は下駄箱に靴をしまい、如月翔太と名乗った男の横を無言で通りすぎた。
「二宮君!本気なんです!」
如月は僕の後をついてくる。
「今からウンコするからついてこないで。」
パタン
僕は男子トイレの個室にこもった。
「あっ…はい!すいませんまたきます!」
如月がトイレから向こうに行く足音を聞いてから個室からでた。
なんでかややこしい奴に懐かれた。
なんで木戸じゃなくて僕なんだ。
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