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試合前の夕方の公園。
夏というのは人を狂わせる。大好きな季節。
「別にー今はサッカー」
興味がないわけはなかった。当たり前だ。俺も男だ。まぁそんなこと咲子に言わなくてもいいだろう。
ふーん。とつまらなさそうに口を尖らせたが見向きもしなかった。
正確には見れなかった。
豊満な胸にどうしても目がいってしまう。
急に手を引っ張られトンネルの遊具のところに連れて行かれ抱き着いてきた。
「何?」
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