土砂降り
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土砂降りの音 屋根の下でただ呆然と立ち尽くすだけの 無力な自分が嫌いだった 自分の心の中にも屋根が いつでも外に出たかった でも 濡れるのが嫌でルールや常識の中に閉じ籠った でも そんな自分が嫌いだった いつの間にか、足を踏み出していた 全身ずぶ濡れで 狂うように走って 踊って 叫んで もがいて 疲れはてて倒れた たまには濡れるのも悪くない
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