晴れることのない容疑

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「実は…ドラえもんが未来警察に容疑をかけられたんだ。」 「でも、ドラえもんは何もしてないんだから…!」 「…。」 セワシくんは黙って首を横に振った。 「実は、証拠が出てきたんだ。」 「証拠…って、ドラえもんの容疑は一体なんなの?」 のび太は真剣に聞いた。 「それが、"使用禁止"の道具を使用したって…。」 「使用…禁止?」 セワシくんが今度は首を縦に振る。 「おじいちゃん、"真っ白な紙くず"を見なかった?」 のび太は一瞬ドキッとした。 しかし自分が見たのは真っ黒の紙切れだった。 それは確かなので、のび太は首を横に降った。
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