第一章 日常

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ガタンッ         不意になる大きな音と痛みで目を覚ます         「いてて……なんだぁ夢かぁ~」         痛む頭をさすりながら時計を見た         「7:30いつもどおりの起床」         (朝からバタバタしてるなぁ)と思いつつ朝食を食べに下にいくと、先に起きていたお母さんが         「おはよう、シズク 寝ぼけた顔を洗ってらっしゃい」         笑いながら優しく言った         今さらながら私の名前は¨初音 雫¨(はつね しずく)         ごく普通の高校1年生 趣味も特技も特になし この10月までロクに友達もできなかった引っ込み事案の人見知りは自他共に認める感じだ
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