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「か、神楽！それはアタシの弁当なんだ！返せ！」
智ちゃんは鬼のような顔をしながら、神楽さんにそう言った。
「な、なんでだよー！この弁当はよみから私が直々にもらったんだ。渡すわけにはいかない！」
「違うー！その弁当は私が先にもらったんだ！だから私が食うんだー！」
「じ、じゃあよみに決めてもらうことにしよう！」
「へっ…！神楽は馬鹿だなー」
「な、なんでだよ！」
「よみは私を選んでくれるに決まってるだろ！それを自分から…」
「な、なにー！？」
「そうだよな！？よみ！」
「もうどっちでもいいよ」
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