ありがとうとナマケモノ

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「でも実際に寝る訓練なんてあったら、楽しい訓練になりそうですね!」 「そうやなぁ…」 「ところで優さんは夜何時間くらい寝るんですか?」 ちよちゃんが私に質問をする。 突然質問されたので、私は『うーん』と少し考え込みながら、八時間くらいかなと答えた。 「私もそのくらいです!」 ちよちゃんは嬉しそうに私を見る。 「そうなんだぁ!一緒だね!」 私達は顔を見合わせるようにして笑った。 「ふわぁぁ…」 すると、それを聞いていた大阪さんがさっきと同じような大きな欠伸をした。 「あかん。うち、ちよちゃん達の話聞いとったら眠うなってきてしもうた」 涙目で眠そうな顔を浮かべながら言う大阪さん。 家に帰って数分で寝てしまいそうな勢いだ。
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