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『私、ここから見る港が一番好きなの』 小高い丘の上の公園で、手を繋ぐ事も互いに恥ずかしい僕らがいた。 ドルフィンでソーダ水を飲んだけど、貨物船は通らなかった。 でも、弾ける泡の向こうで、君は笑ってたね。 あわただしい生活の中のひとときの安らぎが、ピチピチ弾けてた。
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