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遥か遠くの貴方へと 銀の月 眠る時 歌う森風に吹かれ あの人のもとへと連れて行って 忘れられない 愛しくて 恋しくて 秋風に吹かれ舞い踊る紅葉 紅い道歩き森を抜ける 流れる川に散った紅い葉 海まで行くのだろうか もしそうだとしたらあの人へのこの思いも 一緒に届けてくれないか 月に照らされ光る銀の砂 浜辺を一人裸足で歩く 波にさらわれ消えた小瓶 手紙は届くだろうか 思い出のつまったこの紅い葉も一緒に 旅立ったあの人へと 銀の月 舞う紅葉 風にのり歌よ届け あの人のもとへと伝えて欲しい わたしの思い 愛しくて 恋しくて
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