最低会費5000円=カーボン矢1本
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美紗が思わず紀久美を見ると、彼女は笑っていた。そして、紀久美はポンと美紗の頭に手を置いて、猫を撫でるように撫でた。 「止めてって……そんな趣味はないし」 「いつもの美紗ちゃんだ」 紀久美のその声は子供を諭す様な穏やかで優しい声だった。 「もっと力を抜かないと、本当に外しちゃうよ」 今度は美紗の両肩に手を置いて、一言だけエールを送った。 「伸びられなくなってるよ――いつもの射形でね」
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