2.「新入り店員、その名は緋空➰🍀」

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しばらくしてみんなが帰って夕飯の時間。 「いや~♪よくやったぞ!明日から客が増える!」 「何故ですか?」 「緋空目当てに決まってるだろ。」 マスターが何を言ってるかわからなかったのでとりあえず 「はぁ、、、そうなんですか?」 とだけ返した。ただ一つ気になるのは超がつくほど不機嫌な瑠璃。 「瑠璃?僕、、、なんかした?」 すかさず 『、、、、別に。』 と返してくる。 この画面との会話にも何気に慣れてきた僕。 日向は瑠璃が不機嫌な理由を知っていた。 知っていてなお、意地悪をした。 「あらあら瑠璃に嫌われたようですね?まぁ最悪私がご飯作ってあげますから平気ですよ!」 すると瑠璃は蒼白な顔をして僕に画面を見せた。 「、、、嫌いになんてなってない。緋空のごはんはちゃんと作るから。」 ちなみに日向は「素直じゃないんだから、、」と呟いていた。
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