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しばらくしてみんなが帰って夕飯の時間。
「いや~♪よくやったぞ!明日から客が増える!」
「何故ですか?」
「緋空目当てに決まってるだろ。」
マスターが何を言ってるかわからなかったのでとりあえず
「はぁ、、、そうなんですか?」
とだけ返した。ただ一つ気になるのは超がつくほど不機嫌な瑠璃。
「瑠璃?僕、、、なんかした?」
すかさず
『、、、、別に。』
と返してくる。
この画面との会話にも何気に慣れてきた僕。
日向は瑠璃が不機嫌な理由を知っていた。
知っていてなお、意地悪をした。
「あらあら瑠璃に嫌われたようですね?まぁ最悪私がご飯作ってあげますから平気ですよ!」
すると瑠璃は蒼白な顔をして僕に画面を見せた。
「、、、嫌いになんてなってない。緋空のごはんはちゃんと作るから。」
ちなみに日向は「素直じゃないんだから、、」と呟いていた。
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