2.「新入り店員、その名は緋空➰🍀」

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朝七時半。 私は朝食を作り、緋空を起こしにむかった。 ところが、何度ノックしても彼は起きなかった。 2、3回繰り返しても返事がないのでドアを開けると緋空はぐっすり眠っていた。 (、、、、かわいい、、、、///) しばらく見ていると不意に抱きしめられた。 びっくりしてじたばたしていると緋空は目を覚ました。 「ん、、、あれ!?わわっ!ごめん!」 『、、、緋空寝相悪い、、、』と書いた画面を見せたら苦笑いしてた。 階段を下りる間も心臓が暴れたままだった。 「うわ~♪やっぱり瑠璃は料理が上手だよね。」 僕が誉めると瑠璃は携帯に『、、別に普通。』と、素っ気ない返事をくれたけど顔は赤く染まっていた。 「今日は仕事探そうかな、、、」 朝食をとりながらふと思ったことが口からこぼれた。 その一言にマスターが食いついた。 「ならうちで働け!面接無し一発合格。月給四十万。」 「高くないですか!?」 「まぁそれなりに稼いでるからな。」 「じゃあ、、、遠慮なく。」 「よし!採用!」 そんな話を聞いていた日向が学校の人達を呼んでくるとはしゃいでいた。 瑠璃は顔を赤く染めたまま食べていた。 そしてお昼までは作業の説明を受けていた。 制服はマスターのと同じサイズだったのでおさがりを頂いた。
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