2.「新入り店員、その名は緋空➰🍀」

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ちょうどその頃。 瑠璃は必死で行かない方がいいと言ったのにもかかわらず(緋空を見られたくなかった)日向御一考はカフェの前にいた。 「覚悟はいいですね!?いきますよ!?」 カラン、、、、カラン、、、、 「いらっしゃいませ。カフェ雨空へようこそ。」 緋空が営業スマイルを振りまくと黄色い声が店内に響いた。 「えっと、四名様でよろしいですか?」 「はい!」 教わった通りに席に案内して注文をとった。ちなみに夕食などは瑠璃、仕事中はマスターが料理すると決まっていた。 「緋空さんは彼女いますか!?」 この言葉に瑠璃はピクッと反応した。 「え!?いませんよ彼女なんて!?」 「じゃあ私毎週通っちゃお!」 「亜紀はさっそく緋空さん狙いですか、、、」 これを聞いて瑠璃は亜紀を睨んだ。あまりの眼力に少したじろいだ。 「通ってくれるんですか!?わぁ!ありがとうございます!」 ゴーイングマイウェイ緋空。 ちなみに彼はなぜそんなことを言われたかわかってなかった。さらに言えば自分を睨んでいる瑠璃にも気づいてませんでした。 「?、、、、どうかいたしましたか?瑠璃様?」 今気づきました。 瑠璃は眩しすぎる緋空の笑顔に負けてうつむいて首をふった。
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