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こんな午後のティータイムが似合う、西日の当たる理美容室は大好きだった。
実に心地良い( ̄∀ ̄)
15時あたりに昼ご飯を食べて、店内は しばしの休息になった。
そんな癒やしなとき、あるマダムヤンなお客様のブローのヘルプに先生から指名され、マダムヤンの長い毛束を持たされた☆
(これは……絶対、秘伝をまた、伝授してくれるはずや☆)
と、ルンルン気分でヘルプに走った!
なんでもかんでも、張り切って受けて立つ俺☆
先生も他のスタッフも、満腹感による眠気が持続中である。
もちろん、俺にもだんだんと睡魔がやって来た…
暖かいドライヤーの風が心地いい~.・゚・。・゚・・…
西日が、こんなにも俺を包んでくれる。。
先生は…リズム良く…長い髪のワンレングスブローを。。
……ワンレングスブローを。。… 先……
(ZZzz....(-.-)zzZZZzz...)
ふと…髪が焼けてる臭いに気付き目が覚めたっ☆
( ( ̄□ ̄;)!!なんとー?☆)
それは、ドライヤーの吸い込み口にマダムヤンの髪が、
ヾ(≧∇≦*)ゝ吸い込まれているではないか!
先生もマダムヤンも寝ているのか…゛舟 “ を 漕いでいた☆
俺はすかさず、吸い込まれていた髪を抜き、マダムヤンを起こさないようにしながら、先生の尻に膝ゲリを、お見舞いして差しあげた(笑)♪
三人とも、一瞬だが深く眠れて良かったし、髪も燃えて絡まなくて良かった☆
マダムヤンの髪は、素晴らしい光沢を髪にたたえながら、
何事も無かった様に、にこやかに帰っていかれた。
「…(^_^;)俺は寝てたんかなぁ……」
「はい…しっかりと…(-.-;)」
「(^_^;)お前もドライヤーには気を付けやぁ!」
「m(_ _)m秘伝伝授。。ありがとうございます。」
俺は直ぐに、そのタイプのドライヤー10台に、奥さんからもらったパンストの生地を、吸い込み口フィルターに改造して付けてあげた☆
先生の居眠り病は治らなかったが、
代わりに俺にも、しっかりと《秘伝居眠りブロー》は受け継がれた☆
💨≒ヽ(゜▽、゜)ノ
おりゃー♪
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