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崩壊後の保健室…
2人は話し出した。
西華「桜坂町に住んでたの?」
聖夜「小さい頃だからあんまり覚えてないけどね…」
西華「そっかぁ…何年前にいたの?」珍しく西華が男子にたいして話しかけている。
聖夜「12年前かな?幼稚園を卒園したと共に引っ越したんだよね」
西華「幼稚園かぁ…記憶が薄いのは当たり前か…」
聖夜「幼稚園で大切な人と約束したんだ…」
西華「どんな約束?」
聖夜「あんまり覚えてないけど宝箱をいれて埋めたんだけど…って何話してるんだろ…気にしないで‼」
西華「幼稚園の頃あんまり覚えてないけどあの頃から好きな人が忘れられないんだよね」
聖夜「どんな人だったの?」
西華「いつも守ってくれてたんだ」
聖夜「なにを守ってたの?」
西華「それは秘密」と言って軽くお互いに笑った。
西華「うちらなんでこんな話しをしてんだろ…私おかしいよね」西華は苦笑をしていた。
だが聖夜は真剣に聞いていた。
保健室の先生の声がした。
「もうなおったかな?」
話してる間に体調が回復していた。
一緒に「大丈夫です。帰ります。」と言って2人は保健室を出た。
聖夜は帰りの準備してそのまま帰れたが、自分のせいともあり西華が帰るまでついていった。
西華「大丈夫だから💦先に帰っていいよ」
聖夜「本当に大丈夫?俺が慌ててたからこんなことに…」
西華「大丈夫大丈夫‼結構体強いから」
聖夜「脳震盪起こしたのは誰さ」と言いお互いに笑ってた。
西華「大丈夫!同じクラスの春香が待ってるから!橘春香ね!まだわかんないかな?」
聖夜「さすがに1日で名前覚えれないや…💦」
西華「じゃあまたね😃」
聖夜「おう!また明日!」
長いような短いような1日が終わった!そういえば俊二が言ってた、西華ちゃんって、田村なのかな?と考えたが帰るのが優先だ‼と思い帰宅した。
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