帰ってきた約束の地

15/18
前へ
/365ページ
次へ
チャイムがなり世界史、数学の授業が終わり放課後になった。3時半に終わり、いまからホームルームだ。 廊下から足跡が近づいくる。佐藤先生が部屋に入ってきて一言。 佐藤「みんないるな…そんなにみんなキスを…俺は悲しんでいいのか喜んでいいのか…」と一言言ってため息をついていた。 クラス全員の心「本気だったのか…帰らないでよかった…💦」と全員安心した。 そして佐藤は早々に学園祭何にするか話だした。いろんなことが出た。お化け屋敷、メイド喫茶、お好み焼き屋などいろんなことが出たが決まったのは芝居だった。芝居?と聖夜が思ったが周りの人たちはみんな賛成と手を上げていた。 決めるのに一時間かかった。三年生は受験だから部活もないし受験に必死そうな人もいない…結構みんな余裕をもっていた。毎日学校でみっちり勉強してる証拠だった。学年でも上位の人が大半だった。 佐藤「よし!決まったな?じゃあ主人公とヒロインを決めよう」と言ってきた。みんながまた騒ぎだす。聖夜はぼーっとしてた…今日の夜のことで頭がいっぱいだった。女子生徒がメモをとって誰が主人公が良いか選んで抽選で決まったのはまだ転校してきて間もない聖夜だった。 女子生徒「多数決で佐野君に決定‼」と言われた瞬間、聖夜が。 聖夜「え?マジで?演技出来ないよ?」 女子生徒「練習すれば大丈夫‼」と言われて何も言い返せなくなり結局確定したのだ。ヒロインはミス桜坂高校の田村西華になった。男子も男子だけで抽選をしたのだった…。この組み合わせに誰も文句を言わなかった。美男子、美女の決定だったからだ。いろいろ決めてたら5時を過ぎていた。聖夜は親父と家で7時に約束していた。
/365ページ

最初のコメントを投稿しよう!

352人が本棚に入れています
本棚に追加