352人が本棚に入れています
本棚に追加
西華は学校にいつも通り着いていた。教室に向かっているときに佐野をみた…
『そういえば佐野聖夜君って佐野って言う名字だよなぁ…もしかして…ってないか…』っと思いながら教室に向かった。運命の時間まであと11時間前の話…
西華が教室に入るとみんな挨拶してくれた。いつも通り西華は学校で人気者でみんなから信頼されていた。
西華「みんなおはよう😃」と普通に答えた。
女子生徒が今日佐藤先生が学園祭なにするか決めるらしいよ!と噂をしていた。西華はヒロインとかにはなりたくないなぁ…って思いながら佐藤先生が入ってきた。
ホームルームで佐藤が熱いキス発言をしていて西華が思った事は佐藤先生ってやっぱり面白いって言うか若いなぁ…って思った。
佐藤先生は中年男でキャリアは20年のベテラン先生だった。だが考えることは生徒に近い考えでみんなに信頼はされていた。
ホームルームは以上‼と佐藤先生が言い教室をあとにした。
西華も頭がなかなかよかったし、しっかり話をきく努力家で先生達は期待していた。そうして午前中が終わり昼休みになった。
西華達はいつも教室で食べていた。西華の周りはみんな弁当持参で自分が作ったやつと交換しながら食べるのが習慣だった。
春香「百合こないねぇ…いつも終わったら来るのに…」
百合だけは弁当じゃなくてパンだった。学内にあるパンを買うためにいつもダッシュで向かって西華の教室にくる。百合は西華のクラスメートみたいにみんなと仲良くだった。噂をしていると百合が汗だくでやってきた。
春香「何故そんなに汗を?」
百合「今日は…大好きな…カレーパンを…買えた‼」息を切らしながら話していた。カレーパンは結構人気でなかなか食べれないパンの一つだった。
百合と春香と西華の三人が揃ったので盛り上がっていた話がより盛り上がった。百合はムードメーカーだった。
話してる内容は春香が聖夜の話をしていた。
春香「聖夜君カッコいいよねぇ…頭も運動神経も良いし…ちょっとクールだけど…」などといろいろな話をしていた。
西華は聖夜との保健室のことを考えていた。あのときいろいろ話したなぁ…きっと誰も知らないだろうし隠したいだろうから黙っていよう。
話をしてたらあっという間に昼休みが終わった。百合は慌てて教室をでて自分の教室に戻った。
午前中と一緒で西華は必死に先生の話しを聞いて着実に自分のものにしていた。
そして…
最初のコメントを投稿しよう!