英雄希望

6/9
前へ
/9ページ
次へ
「ハハッごめんってライン」 ラインは息をきらしながら言った 「ハァハァもういいよ。あっそうだ」 「どうしたのライン」 「ドバこの村の近くに古い遺跡があるのは知ってるよな?」 「うん知ってるよ。それがどうかしたの?」 「聞いて驚くな」 「いや驚くよ」 「ちょそれ言ったらおしまいだよ。まぁいいや。その遺跡になすごいお宝があるらしいんだ」 「ふ~ん」 「なんだ驚かないのか」 「ってマジでぇぇえ!?」 「反応おそっ!あぁマジだ。だがあの遺跡はある国が管理してるらしいからな。だからそう簡単にはいかな…ん?どうかしたかドバ」 「ラインその遺跡に行くぞー」 「おい俺の話を聞いてたか?ドバ」 「あぁ聞いてたよ。ワクワクするじゃん」 「はぁこれだからドバは」 「いいじゃんいいじゃん。冒険のにおいがするぜ」 「どうなっても知らないぜ?」 「大丈夫だって俺にまかせとけ。なんたって英雄になる男だからな」 「希望だろハハッ」
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加