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「すげぇ……二匹同時に相手してるのに…」
ファンゴが彼女に突進しても彼女はそれを横に回転し避けてギアノスを下から切り上げる
逆にファンゴの突進を利用してお互いが攻撃をあてあうようなかたちに二匹を誘導していた
「あんなハンターが村に居るのか?
まるで……あの人……」
彼がボ~ッとしているうちにファンゴが倒れ絶命していた
「残ったのはあんただけよ、さっさとかかってらっしゃい!」
女性ハンターはギアノスを挑発すると自らギアノスの懐に飛び込み連続で斬りつける
ギャッ……………キュウゥッ…
ギアノスも最後に一声なき息絶えた
「ふうぅっ…終わったわね
それにしてもハンターさんどこかしら?」
彼は彼女が自分を助けに来てくれたのだと分かると崖から飛び降りた
「くうぅっ…やっぱり…いてぇ…」
背後で何かが落ちる音を聞き彼女は振り向くと…
「えっ………アスカ…さん?」
「なんで私の名前知っているの?」
彼女は自分が憧れた人だった
ギルドに入ってすぐ一人のハンターの噂を聞いた
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