物心が着いた時には…

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私は、生まれつき、手に障害を持っている。 それが、神からの授けなのか…。 物心が着いた時には、人に見えるモノと見えないモノがあると知る。 自分には見えていても、人には見えないモノがあることを知る。 親や姉妹など、家族や身内に話しても信じてもらえなかった。 悲しかった。 今は亡き、宜保愛子さん…霊能者とされていた。 彼女も、私と同じような体験をしているとテレビで聞いた記憶がある。 ホラ吹き呼ばれしたと…。 私も、そうだった。 『どうして?』 私は、幼い時から、この問いが、いつも頭にあった。 今でも…分からない。
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