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僕はあいつと話してみようと思った。
部屋に小さい鏡を用意して僕の姿を映した。
「いるのか？」
僕が問うと鏡の中の僕は俺に変わった。
『なんだ？どうしたんだ？』
「お前は誰なんだ？」
―！！
俺が笑い始めた。
「何がおかしい。」
『俺はお前さ。』
「は？」
『詳しくはお前の望んでる性格のお前さ。』
何を言っているんだこいつは‥‥‥‥。
―ふざけるな。
「僕はそんなの望んでなんかいない。」
『望んでるよ。お前は小さい頃は俺だった。しかし直樹が僕に変えさせたんだ。ダブるからと。』
――っ！！
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