5人が本棚に入れています
本棚に追加
/10ページ
観覧車を降りて、歩きだした。
どう来たか解らない道を歩いて。
彼女との思い出を忘れるために。
俯きながら歩いてると、後ろから僕を呼ぶ声がした。
仲のいい友達。
彼と話しをしたのは、もう日が落ちかかった夕暮れ時。
彼は僕の気持ちがわかるのか?
なにも言わずに、近くの居酒屋に誘ってくれた。
どれくらいいたのだろう?
昔の話しをしながら話が盛り上がり、彼女のことを忘れていた
。
友達との会話
美味しいお酒が、僕の悩みを、スッキリさせてくれた。
友達の声が僕を癒してくれたのだろう。
友達と別れ、ほろ酔いながら、部屋の電気をつけ、テーブルに鍵を置いた。
最初のコメントを投稿しよう!