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光
僕は、かたずいたキッチンに行き、冷蔵庫からビールを取り、ソファーに腰を下ろした。
『ただいま』と一言。
『おかえり』と自分に言ってみた。
何故だか、とても冷えてるビールが温く感じ!
美味しくなかった。
今までいた居酒屋のビールは、冷たく感じ美味しかったのに?
と思いながら、ビールを二口ぐらい飲んだ時
ふと奥の部屋からカーテン越しに、車のライトが通り過ぎるのが見えた。
いつもと同じ光、そんな光りが何故だろうか、気になりだし。
何気無しに、部屋の電気を消して。
入り込む光を見ていた
続く光り!
途切れる光り!
暗闇と、車の動きに合わせた。
光りの遊びを、僕は楽しんでいた。
ふと!きずくとその光りは、眩しいくらいの朝日に変わっていた!
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