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川沿いの国道を三輪車を漕ぎ、カゴに桃を入れた子供がこちらに来るでは、ないですか。
ミシェルは思いました。
「あの、桃うまそ~」
決めました!
あの子をなんとか家に連れて行き、あの桃をどうにか頂こうと。
言葉巧みに子供を家に連れて帰って来たミシェルは、ケビンが帰ってくるのを待ちました。
「お~い、パパのお帰りでちゅよ~」
バシッ
調子にのって酔っ払って帰って来たケビン。
それに腹がたって殴るミシェル。
震える桃の少年…
これまでの一通りの話しをケビンに話し、どうにか、あの桃を手に入れたい事を伝えるとケビンが
「ぢゃあ、ひと思いに、殺っちゃいますか」
笑顔でケビンが言いました。
ミシェルも
「えぇ。喜んで。」
部屋の隅に逃げる少年。
それを半狂乱で追い詰める淫乱老夫婦…
その時…
あまりの恐怖に力が入ってしまった少年は桃を握り潰してしまいました。
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