序章

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彼のアルバイトは 似合う似合わないは 別として ガソリンスタンドで 働いていた イジメられっ子の過去を持つ人は 判るかもしれないが 人に対して少なからず恐怖感を抱いているはず なのに 接客業をあえて選択したのは 驚きである この時には 演劇活動をしていた 演劇活動は 18歳の時に 当時の友人から 誘われてやり始めたのだった 彼は 3足のわらじをはいていた 流れとしては アルバイト 学校 演劇である 彼は 夢の為に 短大に行ったが 夜学を選択した それは 学費を自分で捻出していたからだ でも 演劇と学校の時間が大体一緒の為 学校が早く終わった時に合流するような形では あったが何とか頑張っていた 休みの日には 1日中演劇漬けで 頑張っていた そんな彼に転機がやってきた
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