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雨
突然に降りだした雨にうたれながら、駅から家までの道を歩く
5分も経たないうちに、びしょ濡れになった
一人歩いてく
色とりどり傘が僕の周りを過ぎて行く
僕をあざ笑うかのように
雨よ
いつまでも降り続いて、いっそのこと、心の汚れを洗い流してくれないか?
心が冷えきっていたせいか雨が暖かく感じる
まるで、天使の涙のように
儚く、悲しげでありながらも優しい天使の涙
いつまでも降りつづけ
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