keep running…

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「…じ!信二!聞いてんの?」   ふと気がつくと人込みの中、幸喜が俺に喋りかけていた。さっきまでとはまるで違う現実に引き戻された俺は幸喜にあった事を話した。   「どした?熱でもあるのか?」   そういわれて話を流された…確かに有り得ない話だし、さっきまで見ていた壊滅寸前の通もない。    『きっと、きのせいだったんだ…きっと…』   そう自分に言い聞かせ家に帰った。足に着いた手形には気付かずに…
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