一時の休憩

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未来は俯きながら俺を待っていた。   「どした?」   そう言いながら外にでると、未来は急に口を開いた。   「都市伝説…」   そうとだけ言って俺の手をとってきた。 その時、俺は未来の肩を持ち尋ねた。   「未来は都市伝説にあったんだよな?」   そうきくと震えながら頷いた。それをみた俺は自分が都市伝説にあったことなどを未来に話した。   「あれからは逃げられない…」   そういうと、未来は涙を流しながら呟いた   「怖いよ…私死ぬのかな?」   消えそうな声だった。俺にだって死ぬとかはわからない。けど、未来の不安な気持ちを少しでも抑えてあげようと、抱きしめて言った。   「心配するな。俺が着いてる…」   台詞が臭かったのはさておき、未来の体を寄せる時に胸を触ってしまったのは秘密にしておこう。中三である俺は、初めて人を守る決心をした、そして、初めて女の子の胸に触れたのだった…
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