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「それはそうと、隣の人は誰だ?」
「今回の仕事のclientだが?」
ジンはしれっと話す。
「そうか。余り無茶ばかりするなよ!気を付けてな」
「お前もな」
ジンはそのままカルスと話しを終わらせ町を出て行った。
一方見送った町では………
「良かったんですか?確認せずに行かせて」
兵士がカルスに訪ねる。
「良いんだ。あいつが、王女を誑かしたりするような奴じゃ無いことは、良く解っている。」
「あの者は何者なんですか?偉そうに、隊長にタメ口をきいてましたが。」
「あいつの名はジン。聞いたことないか?昔この城下町ができる前に、王の側近を仕えていた者だ!あいつがいなかったら、ここは城下町になってないほどだ!」
「そんなに凄い者なんですか?」
「ああ。かつて一緒に王に仕えて共に戦った友だ!まだ王女が生まれる前だがな!」
「なぜ、離れていったんですか?」
「それは分からん。と言うことにしておこう!さぁ見張りを怠るなよ!」
それ以上は聞くなと、言わんばかりの口調でカルスは話を辞め、城に戻っていった。
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