親友

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そんな彼女の登校は、多くの人の注目を集めた。 すれ違う人は皆、振り返ってしまうほどである。 巷では、彼女の登校する姿を見るために、通勤時間をずらす人が続出したとか、しないとか…(笑) しかし、当の彼女はそんなのお構いなしで学校までの道をひたすら突き進んでいた。 「ハルヒッ!!おはよー。」 彼女の後ろから、明るい朝の挨拶が聞こえてきた。
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