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世界から逃げたくなる
機械仕掛けのこの街に 痛んだ心 紅く滲んだ翼を広げ 僕は今 世界から旅にでる
校舎の上 見下ろすと 蟻の様 虫螻の群れが 見上げてた
16の僕には 少し速い卒業 です
滲み出る 真紅の涙 噛み締める 怨みと憎しみ
翼を広げ 飛びたつ
宙を舞う 何故か 心が晴れて逝った
痛んだ心 癒せぬまま 何故僕は 笑ったんだろ
上から見下す僕 下には微笑んで 真っ紅に飛び散った 僕が 居た
ありがとう
幸せを
ありがとう
痛みを
ありがとう
そして
迎えにきます。
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