二択の末路

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声聞けず手に握る携帯だけが 君と僕を繋いでいた 無邪気に笑った君を最後に見たのは もう遠く過去 手を繋いで歩いた道 一人で歩いた 冷たい風だけが僕を包む 鳴らない携帯を握り締め 部屋に飾った写真を見つめ 呟いた 「…もう終わりにしょう」 手の震える止まらず 凍り付く指 言葉が見つからず 時間だけが流れて行った ありがとう。君に出逢えて 本当に良かった さよなら…
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