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「……ごちそうさま…」
ニュースを見て暫くしてから潤は朝御飯を食べ終え、後片付けをし始めた
外の世界はいつものように騒がしかった
車のエンジン音、通行人の声、洗濯を干しているのであろうというような音……
様々な音が外の世界にはある……
「……………」
そんな音を潤はいつも中の世界で聞いている
日中は人が多い…
だから潤はほとんど行動を夜にしている
今日も潤は夜を待っている
暗く、人気の無くなった外の世界を
潤はそういう所でないと行動が出来ない
人に会うのが怖いせいで……
明るい、活発な時の外の世界に潤が行く事は少ない……
「……今日は…何していようかな…」
だから、潤は日中は暇を持て遊んでいた
勉強をしようにも判らない事が多いから結衣奈が居ないと前に進まない…
ゲームにはあまり興味がない…
本等は家にある物全て読んでしまった……
だから、暇なのだ
「はぁ……」
そんな状況に少しため息がこぼれた
携帯は持っているが友人等潤には居ない…
だからメールする相手が居ない……
そういうコミニュケーションを潤は全く出来ていない……
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