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教室から外を眺めている少年がいる。
笹岡太一である。
一応この物語の主人公になるであろう人物。
タイチ「微妙な紹介・・・」
「よ!何辛気くさい顔してんだよ!」
そうゆうと少年は太一の肩を叩いた。
タイチ「なんだよ,宏樹か。」
宏樹と呼ばれた少年は,その言葉に,ん。と言い横に座った。
ヒロキ「何かおもろいことないかなぁ。」
すると横に髪の毛が金髪の,一目で分かる少年がいた。
ヒロキ「翔か。」
翔と呼ばれた少年は宏樹の肩を持ちため息をついた。
ショウ「はぁ,刺激がないなぁ。最近。」
そう呟くと席に着いた。
ショウ「今日修也は?」
辺りを見回したが翔の待つ少年はいない。
タイチ「あぁ,アイツ今日遅刻らしぞ」
それを聞いて翔はなるほど、と頷いた。
すると後ろから,ドタバタと音がしたかと思うと教室の扉が勢い良く開いた。
「はぁ。おはよ・・・」
少し小柄な少年はいかにも面倒くさそうな感じで部屋に入ってきた。
ヒロキ「遅いぞ。バカ。」
その言葉に,三人はそうだなと言い賛成した。
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