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一番最初に意識を取り戻したのは太一だっ。
タイチ「なんだよこれ。」
太一の目の前には高さが五メートルはありそうな扉があった。
すると太一の後ろで宏樹,翔,修也が起きた。
ヒロキ「うわぁ。スゲェな!」
ショウ「おう!なぁ,開けてみようぜ。」
ショウとヒロキはその扉を押しても,引いても全く開かない。
ヒロキ「何で開かねぇんだ?」
シュウヤ「四人でやってみる?」
シュウヤとタイチも参加し四人で開けようとする。
すると,扉は鈍い音を出しながら,ゆっくり開いた。
シュウヤ「開いたなぁ」
ヒロキ「おっしゃ!中に入る?」
四人は迷った。中に入るともどってこれる保証はない。
しかし,この当たり前の世界には嫌気を感じていたのも事実だ。
タイチ「俺は入るぞ!みんなはどうする?」
ショウ「当たり前だろ。入るに決まってる。」
宏樹と修也も頷き扉に入ることにした。
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