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ただその子犬と少女には大きな違いがあった。 弱々しい中にも小さいが、とても強い、ひたむきな瞳と心を持っていた。 この子犬に、弱い心が吸い込まれたような感覚を少女は覚えた。 次の日、子犬はいなくなっていた。
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